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2007年9月24日 (月)

政府は大変な錯誤をしでかしていきました@「ニート“対策”」

 

ニート支援拠点を倍増へ、全国100か所に…自宅訪問も(読売新聞)

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 これまでの対策は、相談を受けて支援に乗り出す“待ち”の姿勢だったが、積極的に関与する路線に転換することにした。今後は、相談員が若者を訪ねて自立支援を行ったり、地域のニートの存在を把握する支援体制づくりを目指す。

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 政府、終わったな。

 内閣府の調査を見ればわかるとおり、“働く意欲のない”「ニート」はここ10年ほどで増加しておらず、また平成18年の国民生活白書などを見れば、若年者の離職の原因としては、離職する若年者の新卒採用時における採用率によるところが大きい。さらに言うと、企業の側の姿勢を無視しないまま、若年層にばかり精神的な対応を迫る、ということ自体、どうかしている。

 それにしても、《相談員が若者を訪ねて自立支援を行ったり》ねえ…。これを立案した側は、例えば長田百合子やら、あるいは杉浦昌子やらがそうであったように、「自立支援」みたいな名目を掲げて、凄惨な暴力が発生したというケースを知らないのか。政府の名の下でそんな暴力を肯定してしまうのだろうか?それとも単なる利権の拡大だろうか。いずれにせよ、間違った認識に基づいて変なところに予算が付いてしまうのは問題であり、またその疑似問題を煽ってきたもの(なかんずく玄田有史)の責任は重い。

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コメント

私も同感です。
でも、「終わったな」で済ませられない重大な問題ですよ。
イギリスの「コネクション」なる支援策をモデルにしたそうですが、これは、悪名高き「レンタルお姉さん」の二番煎じなのは間違いありません。
2008年12月現在、”被害”は報告されてはいませんが(1.当事者が泣き寝入りをしている、2.マスゴミが取り上げない、3.関係者らに黙殺されている、いずれかの可能性あり)また被害者が出てからでは遅いでしょう。
後藤さん、宜しければ、次回作は「ニート支援」の実態に関する著作をお願いいたします。

投稿: 僕は紅茶派 | 2008年12月 8日 (月) 10時49分

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