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2008年6月18日 (水)

思考が止まって莫迦を言う――狂気の東国原英夫・宮崎県知事

 某知事がまた何か言っています。「東国原知事「愛のムチ条例できないか」…県議会で発言」(読売新聞)。

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 宮崎県の東国原英夫知事は18日、学校教育の場や地域での子どもとの接し方について、「『愛のムチ条例』や、『愛げんこつ条例』ができないか。検討に値するかもしれない」と発言した。

 この日の県議会一般質問で、自民党県議が「昔は隣近所の年配の方からもよく指導され、げんこつをもらった。今は体の五感を使って学ぶ体験が少なすぎる」などと県教育長の見解をただした。

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 そーなのかー(超棒読み)。というか、こんなことを言う県議も県議ならば知事も知事だ。この男は以前若年層をたたき直すために徴兵制を導入せよ、なんて言って、徴兵制はまずいのではないかと言われたら徴農だ、と言った人間だ。道路特定財源問題でもいろいろとぼろを出しているらしいし。

 昔はそんなにすばらしい時代だったのかしらね。だって少年犯罪は、凶悪犯罪の検挙件数に限って言えば1960年代のほうが現在よりも格段に多いわけだし、学校の長欠率も1950年代が現在とほとんど変わらない(もしくはそれ以上)くらい高いし…って、もう飽きた。こういう人たちにとっては、今の子供や若年層、若い親などは新聞やテレビなどがおもしろがって採り上げるような連中がすべてなんだろうな。統計とか学術的な研究は無視なんだろう。

 それよりも、条例化して、いったいどうするというのだろう。単なる努力目標?それとも罰則をつけるのだろうか。いずれにせよ、多くの親にとっては余計なお世話、としか言いようがないんじゃないか。子供や若年層や若い親をなっていないと罵って、こいつらをどうにかしなければならないから条例を作るぞ、っていえば許されると思っているんだろうか。つくづく政治って軽くなったものだ。

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コメント

やっぱりマスコミは
何でもかんでも
活字にしたがるな~。

投稿: yyz | 2008年6月18日 (水) 23時38分

知事の声に応えて、2ちゃんねるあたりで「みんなでバカな事を言っている東国原知事に愛のゲンコツをを食らわせてあげるOFF」スレとか立ち上げると、通報されて逮捕されますね。

投稿: 赤木智弘 | 2008年6月19日 (木) 11時28分

昔、海外で日本人の子供の蒙古斑を暴力でできた痣と間違えられて通報されたとか有ったな。

海外じゃ車に子供を置き去りにしただけで逮捕ですよ。

ついでにみのもんたも礼賛したらしいですよ。

#体罰が多けりゃガラの悪い不良も多いな、九州は。

投稿: | 2008年6月19日 (木) 19時32分

困ったものです。>東国原知事
早稲田大学での成績はよかったそうですが、どこか根本で間違っているような気もします。

似たように早稲田卒で若者に厳しそうなアホな発言をする人に、森喜朗がいます。

投稿: 小林拓矢 | 2008年6月19日 (木) 22時21分

「モグラたたきで終わってほしくない」

 確かにこのような若者鍛錬的発想は吐き気がします。
 仙台に住んでいたとき(1993-1997)、河北新報の投書で、高年齢者の戦前復古教育待望論的なものがやたら多かった気がするのですが。あれは何だったのだろう。

 でも現時点ではこういう論調が少なくなる動きはないと思います。
 どうすれば少なくなるのだろう。若者におもねることなく暖かく成長を見届けるような記事が増えるのだろう。

 『若者論を疑え』を読了したのですが、特に本田由紀さんとの対談で思ったのは、「このままでは後藤氏が若者批判モグラたたきで終わってしまう、水平線状態」ということでした。確かに「武器屋になりたい」とも書いておられましたが、「武器屋業で満足してしまっている」という拍子抜け感も感じられてしまいました。それでいいのかも知れないけど。
 
 ではどうするか、と本田さんが書いておられました。
 雨宮処凜さんのように活動。
 戯画的啓発本監修。
 ほかにも可能性があると思います。

 個メールでもだしたのですが、私は後藤さんに3,4年くらい外国に留学してもらいたいと思っています。このまま日本にいても、今後も実証的研究に乏しい若者批判本は出続けるでしょうし、その批判繰り返しで終わってしまうような心配もあるのです。そんな心配はしなくていいかもしれませんが。

 日本以外の国にもそのような若者批判が蔓延した風潮があるのか、上の世代が下の世代を信頼していくには何が必要か、後藤さんにぜひ突き止めてもらって、評論活動をしてほしいのです。
 『若者が社会的弱者に転落する』を読むと、ヨーロッパの国々は、新自由主義の波にのまれつつも、何とか若者に希望を持たせるような政策を打ち出していることがわかります。だから後藤さんにはヨーロッパに行ってもらいたい、と考えていました。ブログだけ読んでいたときからうすうす感じていましたが、宝島社新書を読んで、「ぜひ行ったらいい」と確信的に考えるようになりました。
 たとえば、フランスに行けばアニメマニアが多いから、その点でも何か感じ取ることができるかもしれないと考えました。

 そして日本に帰ってきたら、モグラたたきでなくて、モグラたたき機ごとひっくり返す重機になってほしいです。

 ただ、日本という国は、特に戦後、外国から精神を学ぶ、という発想が皆無ですから、その点が引っかかります。

 私は本田由紀さんが「どうするの」と問いかけたことに対しては、スクールソーシャルワーク普及活動展開に活路を見いだしています。私も海外移住も考えていますが、スクールソーシャルワークや人格障害寛解支援活動をやるだけやってから行くつもりです。社会福祉士と精神保健福祉士の資格所得を目指しています。
 あとロシア語の勉強をしています。東北大学時代、第2外国語のロシア語を落としたことがありますが、3月にウズベキスタンに行って、家族の助け合いと子どもを身体感覚的に育てていること、生きることの肯定に感動しました。昨年メキシコに行きましたが、経済の差を除いてはだいたい同じような空気を感じました。メキシコはカトリックでウズベキスタンはイスラムなのにです。どちらの国も若者から退廃性は感じませんでした。
 7月にモスクワに行きます。自殺率がロシアは34.3,日本は24.0,ウズベキスタンが5.5,メキシコが4.0なのです。ウズベキスタンの隣のカザフスタンが29.2というのが気になりますが。そして旧ソ連でもコーカサスの国々が2人以下というのも気になります。この差は何なのか、ロシア語を勉強して各国の差を知ることができることを目指します。まだ全くそういうレベルではありませんが。


 あとこの場を借りて書きますが赤木智弘さんも2,3年くらい外国で暮らしたらいいと思います。その後、それでも戦争と思うのなら止めません。費用はweb、文芸雑誌、新聞でカンパしたら集まるのではないでしょうか。いっそ希望の研究という意味で文部科学省からお金をもらってもいい。週刊朝日最新号の文章は読みました。

 私は今33歳であと7年で40歳です。そろそろ介護保険料支払いのことが頭に浮かんで来ています。もう正社員になるということは無理ですが、きちんと介護保険料は払いたいのです。上記のような活動をつうじて収入ができて払えるといいのですが、不安です。
 今の日本がこのまま若者批判を繰り広げていたら、介護保険料なんて入らないのではないかと思います。もちろん他の社会保障費も。若者批判、復古教育郷愁は日本の国家的自傷行為とも考えます。「自傷行為」をしたくなるメカニズムは考えていかなくてはなりませんが。

長くなりました。何かありましたら、容赦なく批判してくださって結構でございます。

 追伸:宝塚歌劇団員でNo.1の読書家の星風エレナさんにファンレターで『若者論を疑え』のことをすすめておきました。

投稿: 中山さちよ | 2008年6月20日 (金) 09時40分

左右を問わず本業が行き詰ったバカ知事というのは、必ずこういうことを言い出しますね。

東国原知事もきっとこのような育てられ方をしてきたから、前科があるんでしょうねw

投稿: おいどん | 2008年6月20日 (金) 22時15分

>統計とか学術的な研究は無視なんだろう。

それもこれも「時代背景の激変」が理解できない中高年の愚痴ではなかろうか。
IT革命にも関わらずこうしたことが理解できないから「ゆとりゲーム脳」などとの妄言が跋扈する。

http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/6300.html
インターネット普及率の推移
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4542.html
1人当たりGDPランキングの推移

小泉政権の「聖域無き構造改革」をもってしても日本経済の地位は下がり続けていると。
日本経済は旧態以前の土地資本主義を抱えて(今年になって都心でミニバブル破裂!)、世界経済の激変に適応できないでいる様子。

投稿: shi | 2008年7月 5日 (土) 11時49分

正直殴らなきゃわからんような馬鹿はいるけど
わざわざ条例つくるほどではないな。

投稿: 消毒 | 2008年7月 9日 (水) 20時14分

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