あああああああああ
教育再生懇存続へ…文科省、発言力確保狙う(YOMIURI ONLINE)
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麻生首相は4日、首相官邸で塩谷文部科学相と会談し、政府の教育再生懇談会(安西祐一郎座長)について、当初の廃止方針を転換し、存続させることを決めた。
首相直属の検討機関として引き続き活用し、政府一体で教育改革を推進する。麻生政権発足後初めて、今月中旬に全体会合を開催する。
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なんてことするんだ麻生太郎!第一件の懇談会の前身である教育再生会議は、人員だけは無駄に豪華だが、提言は青少年や親に対する通俗的な認識に潤色され、具体的な施策はほとんどなく、さらに委員の内一人(義家弘介)が途中でほっぽり出したという極めて問題の多い会議なのですよ。そんなところが出した提言を実行するための懇談会など不要としか言いようがないだろうに。
最近、苅谷剛彦が、平成19年に筑摩書房のウェブサイトで連載していた(教育再生会議が存在していた期間だったので、ほとんどそれに対する批判だった)企画が、最近『教育再生の迷走』として書籍化したので是非読んでほしい。教育再生会議の政治的意図がよくわかるから。とにかくこの懇談会は、(現行の教育基本法も含めて)安倍晋三政権の負の遺産でしかない。とっととやめろ。
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コメント
なんか、後藤さんらしからぬブログエントリのタイトルだったので読んでみたら、さもありなん、でした。教育再生懇談会が潰れることになって、これで安倍晋三の亡霊が駆除できたと喜んでいたのに一転存続じゃあ、そう叫びたくもなりますわ……
投稿: Lenazo | 2008年12月 6日 (土) 23時53分
つお裾分け
「私は若者が嫌いだ! (ベスト新書 (207)) (新書)」香山 リカ (著)
ついに好き嫌いといった感情レベルの意見の吐露を香山はストレートに表明しましたよ(笑)帝塚山に引き続き、立教大生も周囲が五流大だからということの証明になったりするのでしょうか、、、いや読んでもいないのに(訂正)読む気もないのに批判してはいけませんね。
私はこんな意見表明の裏には後藤さんの批判が案外効いていたりするのではないかと妄想してニヤニヤしておくに留めておきます。
投稿: 遊鬱 | 2008年12月10日 (水) 12時53分
麻生首相は30日夕、JR東京駅近くの大型書店を訪れた。
「日本史新刊」の書棚で、吉田浩著「直江兼続のことがマンガで3時間でわかる本」
を手に取るなど約30分間かけて店内を物色し、日下公人、竹村健一、渡部昇一著「強い日本への発想」、
佐道明広、小宮一夫、服部龍二編「人物で読む現代日本外交史」など数冊を購入した。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081130-OYT1T00484.htm
>渡部昇一
この大デンパ、何とかしてくれよ~~!!
http://sankei.jp.msn.com/life/education/081009/edc0810092255005-n1.htm
http://www.kyoiku-saisei.jp/dotoku/dtk20080401.html
投稿: KY | 2008年12月11日 (木) 21時41分
http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20081214
>香山リカの新刊の題名を見てのけぞった。『私は若者が嫌いだ!』(ベスト新書)って・・・。後藤和智君に批判されてとうとうぶち切れたのか・・・。いやいや、題名だけで何か言ってはいけないね。いけないよ、君たちも。
・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・。
猫猫先生素敵だ♪としか私はコメントできない(笑)
投稿: 遊鬱 | 2008年12月14日 (日) 17時55分
「子供にネット機能付きの携帯を持たせると他人を信用しなくなる。ブログやると精神的成長阻害する」 教育評論家の尾木教授
ケータイの危険性知って/仙台市で講演会
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000812140003
反教育再生会議の尾木直樹まで右傾化か?
投稿: | 2008年12月14日 (日) 20時33分
虚礼割愛。
どうも、今日は。
後藤和智先生、後藤先生のことは、この私が応援しております。頑張って下さい。
正真正銘の無能者は、「黙殺」してしまいましょう。もう、大体勝負はついていますから。
投稿: 背広男 | 2008年12月15日 (月) 14時56分
香山の新刊ぱらぱらと書店店頭でめくったら爆笑。えーっとエピローグだけでいいので是非ともお読みくださいませ。
「2、3人の若者を見て若者を語ることについて批判されることもあるがそれの何が悪い!」という逆ギレが展開されています。
投稿: 遊鬱 | 2008年12月20日 (土) 18時13分