思考が止まって莫迦を言う――狂気の東国原英夫・宮崎県知事
某知事がまた何か言っています。「東国原知事「愛のムチ条例できないか」…県議会で発言」(読売新聞)。
―――――
宮崎県の東国原英夫知事は18日、学校教育の場や地域での子どもとの接し方について、「『愛のムチ条例』や、『愛げんこつ条例』ができないか。検討に値するかもしれない」と発言した。
この日の県議会一般質問で、自民党県議が「昔は隣近所の年配の方からもよく指導され、げんこつをもらった。今は体の五感を使って学ぶ体験が少なすぎる」などと県教育長の見解をただした。
―――――
そーなのかー(超棒読み)。というか、こんなことを言う県議も県議ならば知事も知事だ。この男は以前若年層をたたき直すために徴兵制を導入せよ、なんて言って、徴兵制はまずいのではないかと言われたら徴農だ、と言った人間だ。道路特定財源問題でもいろいろとぼろを出しているらしいし。
昔はそんなにすばらしい時代だったのかしらね。だって少年犯罪は、凶悪犯罪の検挙件数に限って言えば1960年代のほうが現在よりも格段に多いわけだし、学校の長欠率も1950年代が現在とほとんど変わらない(もしくはそれ以上)くらい高いし…って、もう飽きた。こういう人たちにとっては、今の子供や若年層、若い親などは新聞やテレビなどがおもしろがって採り上げるような連中がすべてなんだろうな。統計とか学術的な研究は無視なんだろう。
それよりも、条例化して、いったいどうするというのだろう。単なる努力目標?それとも罰則をつけるのだろうか。いずれにせよ、多くの親にとっては余計なお世話、としか言いようがないんじゃないか。子供や若年層や若い親をなっていないと罵って、こいつらをどうにかしなければならないから条例を作るぞ、っていえば許されると思っているんだろうか。つくづく政治って軽くなったものだ。
| 固定リンク
| コメント (8)
| トラックバック (1)
最近のコメント