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2005年2月 1日 (火)

成人式論は信用できるか・01

 評価
 90点台:時流に阿らず、正論を貫いた大論説
 80点台:多くの人が肝に銘じるべき名論説
 70点台:論説としての責任を十分に果たした好論説
 60点台:害よりも益のほうが大きい論説
 50点台:益・害が同じくらいの論説
 40点台:益よりも害のほうが大きい論説
 30点台:ほとんど害ばかりの論説モドキ
 20点台:益まったくなしの論説モドキ
 10点台:論説としての最低限の資格すら大いに疑われるべき論説モドキ
 1桁:論説モドキと呼ぶことさえいかがなものか
 0点:もはや論外

 特集:「通販生活」2005年1月号

 吉村作治(早稲田大学教授)
 評価:53点
 成人式批判の立場だが、「税金の無駄遣い」という理由で批判するのは腰が甘すぎやしないか。ただ、新成人が予算まで出してやっている成人式の事例を紹介しているのは興味深いので、この点では高く評価するべきだろう。

 鈴木藤一郎(伊東市長)
 評価:70点
 ほとんどが「成人式で暴行を起こした不逞の輩を告訴すべきか」というところに裂かれていたのが残念だった。成人式の改革という実務に取り組む立場であれば、その点をもっと強調すべきだったと思う。ここでは伊東市の取り組みが一部紹介されていたのだが、少なくとも求心力は十分だと思うので、ぜひ文章でまとまった意見を聞きたいものだ。

 大谷昭宏(ジャーナリスト)
 評価:0点
 出ました!トンデモ若者論!まず「今の若者は「雄化」「雌化」している」というけれども、そんな印象をどこで受けたのさ。自分の思い込みでしかないんじゃないの?おまけに成人式で一部の不逞の輩が暴れるのを阻止するのは「動物生理学的」に無理なんだってさ。じゃあ、何で我が国における青少年の強姦犯罪の検挙件数が1965年あたりの約20分の1になってるのさ(人口比で見ても約15分の1だ)。何で少子化が進んでるのさ。大谷氏よ、応えてみろよ!
 来賓たちも「選挙で票がほしいだけ」なんだと。とにかくこの大谷氏のインタヴューは、そこらの俗流成人式批判の欠片を集めたものに過ぎないのよ。あんた、ほんとにジャーナリスト?
 ちなみにこの大谷氏、昨年暮れに我が国を震撼させた奈良女子児童誘拐殺人事件に関しても「フィギュア萌え族」なるヘンな概念を振りまいて世のオタクたちにいわれのないバッシングを浴びせかけた(この概念の問題点については、「週刊SPA!」(扶桑社)2005年2月1日号の特集記事を読んでいただきたい)。ねえ、あんた、ホントーにジャーナリストなの?デマゴーグだろ!正体見せろよ!!!

 伊藤洋介(平成17年仙台市成人式実行委員会実行委員長)
 評価:77点
 我々の主張をしっかりと要約していた。仙台市の成人式にかける思いが伝わってくる、好感が持てるインタヴューであった。成人式に実務でかかわる立場であり、かつ成人式に新成人として参加する立場として、このインタヴューは貴重であろう。ただ、求心力に欠ける印象を受けた。

 トニー・ラズロ(文筆家)
 評価:90点
 成人式のあり方は住民投票によって決めよ、という立場。このインタヴューはリベラルからの成人式への疑問としてもっとも上質、かつ貴重である。最後の「成人式を「公式的」なものから「公共的」なものにせよ」という主張には感銘を受けた。

 佐藤藍子(女優)
 評価:50点
 成人式廃止は時期尚早、という立場で、とりあえず両論併記だが、当たり障りのない一般論に終始している印象を受けた。

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